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タイトル 備考 澪「部室でありがちな事」 梓「どうしてこんな嘘、ついちゃったんだろう…」 オールキャラより? 澪「梓にお姉ちゃんって呼ばれて甘えられたい」 純「遊園地!」 他カプネタあり。 澪「ハーレムワールド」 唯「せんぱい!」 まとめが中々出てこないためdat置いときます。 澪「やっぱ文学部入っとけばよかった」 したらばの避難所での紹介。 梓「ときめきシュガー」 梓「コイントス」 澪「梓ぁ!あず、梓ああああ!」 キャラ崩壊気味。 梓「怪盗あずにゃん」 キャラ崩壊気味。 律「澪のふとももをぷにぷにしたい」 キャラ崩壊気味。梓編は 23から 49まで。 梓「お面の中野梓」 梓「バレンタインの中野梓」 唯「魅惑のあずにゃんシリーズ!」 澪「なぁ梓、私たちって似てるよな」 入れ替わり系。 唯「澪ちゃん見て見て!分身の術!」澪「・・・」 入れ替わり系。 紬「素敵な誕生日プレゼント」 ムギの誕生日記念SS 澪「五月雨」 梓「七月七日、雨のち...」 一つ前のページにもどる
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絢瀬絵里 詳細にはネタバレが含まれます スレタイ キャラクター 詳細 備考 日付 絵里「ばか」 絵里・希 詳細 20150617 絵里「ハイレズ音源?」 絵里・ことり・花陽 詳細 関連作有 20150309 絵里「卒業式の私の答辞がまるまるカットされている件」 絵里・希・にこ 詳細 コメディ 20150303 絵里「車の免許を取ったわ!」 BiBi 詳細 安価有 20150209 【SS】絵里「笑わない王女」 絵里・希 他 詳細 のぞえり 20140928 希「おみくじが大吉しかでなくてつまんない」 絵里・希・にこ 詳細 コメディ 20140915 絵里「遠くの親類より近くの他人」 絵里・??? 詳細 関連作有 20140818 穂乃果「100万回生きたエリーチカ」 詳細 短編 20140628 希「何て読むんやろこれ?」 希・絵里・にこ 詳細 コメディ 20150602 絵里「肝試し」 絵里・海未 詳細 うみえり・ホラー 20150428 絵里「ええっ!!穂乃果もクウォーターだったの!?」 μ’s 詳細 短編・コメディ 20150401 絵里「黒板消しトラップ……?」 詳細 短編・コメディ 20140910 絵里「レズデリヘルを呼んだら理事長が来た」 絵里・理事長 詳細 エロ・コメディ 20150323 凛「これは知ってるかにゃ?絵里ちゃん!」 絵里「ふふっ、今度はなぁに?」 絵里・凛 詳細 ほのぼの・関連作有 20150128 凛「ねぇねぇ絵里ちゃん知ってる?」 絵里「あら、何を?」 絵里・凛 詳細 ほのぼの・関連作有 20141203 海未「指パッチン...ですか」絵里「そうよ」 海未・絵里・真姫 詳細 コメディ 20140713 希「えりち、ウチの胸さわってない?」絵里「!?」 絵里・希 詳細 コメディ 20141028 絵里「なんでも願いがかなうなら」 詳細 安価有・シリアス 20140820 新入生:矢澤にこ「よ~し、スクールアイドルやるわよニコッ♪」【のぞにこえり】 にこ・希・絵里 詳細 三年生 20150125 絵里「妹帝国を作るチカ!」 絵里 詳細 コメディ 20140606 【ss】絵里「平日の昼間からゲームへと明け暮れる事に生きがいを感じるようになったわ」 絵里 詳細 短編 20150625 希「ぽんこつエリチ」 絵里 詳細 友情 20150510 海未「なんなんですかね…あれ」花陽「ジュース奢りって…ねえ?」希「1000円ちょいかかるし」にこ「懲らしめましょ」 μ’s 詳細 コメディ 20150708 絵里「18歳になったし……いよいよここに入れるわね」ドキドキ にこ「……え?」 絵里「……あ」 絵里・にこ 詳細 コメディ 20150715 絵里「なんかよくわかんないけど死んだ」 絵里・μ’s 詳細 友情・関連作有 20150701 絵里「え、椅子が喋ってる?」 絵里 詳細 コメディ・関連作有 20150702 絵里「イクラはロシア語でイクラって言うのよ」 花陽「えーっ!そうなの?花陽ずっと」 絵里・花陽 詳細 恋愛 20150218 絵里「あ、紙がないわ」ペーパーの芯「」カラカラ 絵里 詳細 コメディ 20150916 女騎士エリーチカ ~あなたって、最低の屑だわ!~ μ’s 詳細 冒険・バトル・エロ 20150605 絵里「りんご」穂乃果「ゴリラ」絵里「ライオn」 絵里・穂乃果 詳細 ホラー 20150226 絵里「私とμ'sの夏休み」 絵里・μ’s 詳細 ほのぼの 20150830 過興奮穂乃果「フーッ///フーッ///」 絵里「お、落ち着きなさい…!」 絵里・穂乃果 詳細 ほのえり・微エロ・コメディ 20150202 絵里「ん…んんっ」シコッ…シコッ… 絵里・海未・ことり・穂乃果 詳細 ふたなり・コメディ・続き物 20140924 絵里「かよくらげ」 絵里 他 詳細 ほのぼの・しんみり 20151004 絵里「ねぇ海未、ミスドの新作の前に大事な話があるの」ドキドキ 絵里・海未 詳細 うみえり・恋愛 20151021 絵里「おしっこに行きたくなってきて……」 μ’s 詳細 コメディ 20151101 絵里「ダイヤモンドプリンセスの憂鬱」 絵里・海未 他 詳細 うみえり 20151103 絵里「海未のしゃべり方って少しカタいのよね・・・」 ※画像あり 海未・絵里 他 詳細 うみえり 20151116 絵里「海未ったら本当に顔に出やすいんだから♪」 絵里・海未 詳細 うみえり 20151120 エリーチカ「防衛大に進学したチカ」 絵里 他 詳細 20150418 絵里「亜里沙!回転寿司行くわよ!」 絵里・亜里沙 詳細 コメディ 20151220 希「チョコレート……? それ、なんなん?」 絵里・μ’s 詳細 サスペンス 20150214 絵里「凛がやってきた」 絵里・凛・亜里沙 詳細 えりりん 20160105 絵里「ほんっと凛って可愛い……」 絵里・凛 詳細 えりりん 20160125 絵里「お、お腹が痛いわね......」ギュルルルルルッ!!!! 絵里 他 詳細 コメディ 20160130 絵里「にこぉ~にこぉ~」ギュー にこ「…」 絵里・にこ 詳細 にこえり 20160202 絵里「みんなが尊敬する先輩って誰かしら?」チラッ 絵里・μ’s 詳細 コメディ 20160201 穂乃果「あ、ゴキブリだ」G「」カサカサ 穂乃果・絵里 他 詳細 コメディ・友情 20160208 絵里「凛ってほんとーに可愛いのよねぇ…ああもう困る…」 絵里・凛 詳細 えりりん 20160209 穂乃果「これがラブライブの選択だよ」 穂乃果・絵里 他 詳細 SF 20160106 絵里「戦争を、しましょう」 絵里・にこ 詳細 ほのぼの 20160228 絵里「ムキムキになってしまったわ」 絵里・μ’s 詳細 コメディ 20160308 絵里「魔法のランプ」 絵里・希 詳細 のぞえり・ほのぼの 20160318 絵里「壁ドン…?」 絵里・μ’s・亜里沙 詳細 コメディ 20160325 絵里「ありがとう」 絵里・μ’s 詳細 感動 20160402 絵里「真姫って一人っ子なのよね?」 絵里・真姫 詳細 えりまき・ほのぼの 20160403 絵里「桜の花園」 絵里・希 他 詳細 短編・のぞえり 20160404 絵里「希が拗ねた……」 希「……」ツーン 絵里・希 他 詳細 のぞえり 20160404 絵里「桜の花園」 絵里・希 他 詳細 短編・のぞえり 20160404 絢瀬絵里「久しぶりじゃない」 絵里 詳細 恋愛 20140704 にこ・絵里「き…気まずい……」 三年生 詳細 にこえり・ほのぼの 20160410 絵里「凛が腕を噛んで離れないわ…」 絵里・凛 詳細 えりりん 20160411 絵里「副会長がアホの子すぎる!」 絵里・希 詳細 のぞえり・コメディ 20160411 絵里(26)「巨乳レズデリヘル呼んだら希がきた…」 絵里・希 他 詳細 のぞえり 20160408 KKE「みんな大好きKKE」 絵里 他 詳細 コメディ 20160425 絵里「穂乃果が鯉のぼりになったわ…」 穂乃果・絵里 詳細 ほのえり・カオス 20160504 絵里「海に遊びに行っただけなのにドスケベ変態エッチがやめられない淫乱ビッチボディになっちゃったわ...」 絵里・希・にこ 詳細 R-18・エロ 20160505 絵里「これ…ですか?」アルパカ「メェー」 絵里・ことり・花陽・穂乃果 詳細 コメディ・カオス 20160515 絵里「アイドル部設立の申請?認められないわ」 穂乃果「どうしてですか!?」 絵里・μ’s 詳細 コメディ 20160529 絵里「授業面倒ね…真面目に努力するのってやっぱり苦手だわ」 絵里・希 詳細 のぞえり 20160527 絢瀬絵里(27歳)「あー、今日もお仕事疲れたわぁ」 絵里・穂乃果 詳細 ほのぼの・ほのえり 20160619 絵里「矢澤さんと少し距離があるわ…どうすればいいのかしら…」 絵里・にこ・希 詳細 にこえり 20160626 えりちかスイッチ 絵里・μ’s 詳細 ほのぼの 20160616 ファン「μ'sのエリーチカって性格がスターウォーズみたいなところあるよね」 絵里・μ’s 詳細 20160705 【安価SS】絵里「え!? 今日中に付き合えなきゃ死ぬ!?」 絵里 他 詳細 安価・カオス 20160707 絵里「ねえ~、君の好きな女の子は誰なのぉ?私に教えてくれる~?」グイグイ 絵里・??? 他 詳細 ほのぼの・コメディ・恋愛 20160603 希「なぁなぁ絢瀬さん、消しゴム使ったおまじないって知ってる?」絵里「…東條さんって占いとかおまじないとかばっかりね?」 絵里・希 詳細 のぞえり 20160629 【SS】絵里「ペニーロイヤルティー」 絵里 他 詳細 シリアス 20160805 絵里「ねえ~、キミがキスしたい女の子は誰なのぉ?私に教えてくれる~?」 絵里・??? 他 詳細 ほのぼの・コメディ・恋愛 20160714 【SS】絵里「ポーリー」 絵里・ことり 他 詳細 ことえり・鬱 20160815 穂乃果「早とちりなことりちゃん」 ことり・絵里 他 詳細 コメディ 20160911 絵里「…まずいわ…トイレ行きたい…」 絵里・希 詳細 のぞえり 20160916 絵里「音ノ木隠れ秘伝体術奥義、千年殺しぃ~!」ズボォ!! 絵里・亜里沙 詳細 えりあり・コメディ 20160916 絵里「ペポッペポッペポッペポ、どぅららららららぁ~♪PPAP」 絵里 他 詳細 コメディ 20161011 絵里「ハラショー!」ブビッ! 八人「!」 絵里・μ’s 詳細 コメディ 20161021 絵里「生前葬?」 絵里・亜里沙・μ’s 詳細 コメディ 20161021 にこ「エリビアの泉へ!」希「ようこそ~♪」 μ’s・亜里沙 詳細 ほのぼの 20161021 絵里「よーいドンッ!ビリの人はジュース奢りチカ!」 絵里・μ’s 詳細 短編・カオス 20161021 絵里「うふふ、ヴァンパイアよ~」 絵里・μ’s 詳細 短編 20161030 にこ「ままぁ…ちゅーして?」希「よちよち♡ちゅーっ」 絵里・μ’s 詳細 コメディ 20161031 絵里「動かないで」 絵里・にこ 詳細 短編・にこえり・ほのぼの・コメディ 20161101 怪盗エリーの恋泥棒 絵里・μ’s 詳細 コメディ 20170305 海未「ジョジョですか?私はジョセフですね」 絵里・μ’s 詳細 コメディ 20170429 にこ「ね、ねぇ絵里…」絵里「ん?」 にこ・絵里 詳細 短編・コメディ 20170629 絵里「あれ?開かない…」 絵里・μ’s 詳細 コメディ・ホラー 20170702 絵里「Dead By Daylight?」 絵里・にこ 他 詳細 短編・コメディ 20170729 絵里「にこ、おばあさまの魂のデッキに賭けて貴女に勝つ」にこ「アイドルってのはデュエルで笑顔を・・・」 絵里・にこ 他 詳細 短編・コメディ 20171128 絵里「極寒の中、にことふたり」 絵里・にこ 詳細 にこえり 20171223 怪盗エリーチカ vol.1 絵里・μ’s 詳細 冒険 20180130 【SS】絵里「私がギャンブル依存性?」 絵里・μ’s・亜里沙・雪穂 他 詳細 20150317 絵里「呪いのDVD」 絵里・にこ 他 詳細 にこえり・コメディ 20180425 海未・真姫「絵里はちょっとぬけてる」 ソルゲ組 詳細 短編・ほのぼの 20180714 絵里「市長のエリーチカよ!」 のぞえりにこ 詳細 ほのぼの 20180802 絵里「雨の日のコーヒー」 絵里・にこ 詳細 短編・えりにこ 20180816 絵里「雨の日のコーヒー」にこ「二杯目」 絵里・にこ 詳細 短編・にこえり 20180817 絵里「雨の日のコーヒー」にこ「三杯目」ことり「です♪」 絵里・にこ・ことり 詳細 短編・にこえり 20180818 絵里「晴れの日のビール」にこ「番外編」希「やん♪」 のぞえりにこ 詳細 短編・えりにこ 20180819 絵里「Rainy Day Coffee Radio」にこ「番外編」穂乃果「その2だよっ!」 絵里・μ’s 詳細 短編 20180823 絵里「青に」にこ「落ちていく」 絵里・にこ 詳細 短編・にこえり 20180824 絵里「雨の日のコーヒー」にこ「四杯目」 絵里・にこ 詳細 にこえり 20180828 絵里「A-RISEも素人にしか見えない」 絵里・真姫 詳細 短編・えりまき 20180831 にこ「絵里って」希「映画の影響」ことり「受け過ぎだよね」 絵里・真姫・μ’s 詳細 短編・コメディ 20180906 にこ「絵里って」希「映画の影響」ことり「受け過ぎだよね」ーTHE SECONDー 絵里・μ’s 詳細 短編・コメディ 20180907 絵里・真姫「「貴女との明日」」 絵里・真姫 詳細 えりまき・恋愛・シリアス 20180910 絵里「スシ食べに行きましょ」海未「いいですよ」 絵里・海未 詳細 短編・ほのぼの 20181017 海未「おっぱいおおきいですね」絵里「それほどでもない」 海未・絵里 詳細 短編 20181024 絵里「何読んでるの?」海未「BLです」 絵里・海未 詳細 短編・うみえり 20181028 海未「パンチョ食べに行きました」絵里「えっ□」 海未・絵里 詳細 短編・ほのぼの 20181030 絵里「トリックオアトリート」海未「お菓子ないです」 絵里・海未 詳細 短編・うみえり 20181031 海未「soldier game」 海未・絵里 他 詳細 シリアス・うみえり 20181031 絵里「海未の胸について」 絵里・海未 詳細 短編・うみえり 20181121 絵里「実は私、彼氏ができたのよ」 絵里・μ’s 詳細 短編・コメディ・カオス 20150401 穂乃果「願うよ」 絵里「貴女を」 穂乃果・絵里 詳細 短編・ほのえり 20181225 絵里「私のやりたいこと」 絵里・μ’s 詳細 短編・シリアス 20190105 海未「これあげます」絵里「ありがとう」 海未・絵里 詳細 短編・うみえり 20190216 絵里「ねえどうしてこの案件終わらせてないの?」 ソルゲ組 詳細 20190223 絵里「誕生日おめでとう」 海未・絵里 詳細 短編・ほのぼの・うみえり 20190316 海未「ステーキ食べに行きたいんですけど」 海未・絵里 詳細 短編・ほのぼの・うみえり 20190323 絵里「すいません、ソニーのiPhoneください。」 絵里 他 詳細 短編・コメディ 20190506 海未「絵里はラーメン啜れなさそうですよね(笑)」 海未・絵里 詳細 短編・ほのぼの・うみえり 20190602 絵里「海未の秘密知ってるわ」 海未・絵里 詳細 短編・うみえり 20190717 ss 絵里「時間が止まる薬?」キョトン 絵里・穂乃果 他 詳細 短編・コメディ・シリアス・ほのえり 20191003 【閲覧注意系SS】絵里「誕生日に『希の○○○を○○りたい』と言ったら希にドン引きされた……」 絵里・希・μ’s 詳細 のぞえり・カオス 20191021 絵里「私の密かな楽しみ」 絵里・海未 詳細 短編・ほのぼの・うみえり 20200105 絵里「エリーチカは今日も頑張る」 絵里・μ’s 他 詳細 友情・バトル 20190903 絵里「私のかわいい後輩達」 絵里・ことほのうみ 詳細 ほのぼの 20200120 絵里「気になるPrintemps」 絵里・Printenmps 詳細 短編 20200202 絵里「私の後輩はモテモテ」 絵里・海未 詳細 短編・うみえり 20200215 絵里「ぶっちゃけ働きたくないわね」 絵里・μ’s 詳細 コメディ 20200219 希「え?亜里沙ちゃんが家出した?」 絵里・亜里沙・μ’s・雪穂 詳細 短編・感動 20171023 絵里「癒しが欲しい」 絵里・ことり 詳細 短編・ほのぼの・ことえり 20200301 絵里「大変!携帯が無くなったわ!」 絵里 他 詳細 短編・コメディ 20150514 絵里「500レスボタン?」 絵里 他 詳細 安価 20200502 穂乃果・花陽「絵里ちゃんはかっこいい……けど」 絵里・穂乃果・花陽 詳細 短編・ほのぼの・コメディ 20200619 絵里「なんでもない夏の日」 絵里・にこ 詳細 短編・ほのぼの・にこえり 20200810 絵里「私の長い夜」 絵里・μ’s 詳細 ほのぼの・コメディ 20200810 絵里「キミ、悪いんだけど生徒会の仕事手伝ってもらえないかしら」 絵里・μ’s 他 詳細 恋愛 20200901 絵里「クロックタワー」 絵里・花陽・真姫・希 詳細 ほのぼの 20200921 穂乃果「初日の出」 穂乃果・絵里 詳細 短編・ほのえり 20201228 凛「絵里ちゃん泣かせちゃったにゃ…」 絵里・凛 他 詳細 短編・ほのぼの・コメディ 20210111 にこ「アキバハロウィンフェスタ最終日まで残り十日ね…!」絵里「…」 絵里・μ’s 詳細 コメディ 20151102 SS「変な人と絵里」 絵里 他 詳細 短編 20210507 絵里「穂乃果、家出をする」 絵里・穂乃果 他 詳細 コメディ 20210608 絵里「訪問」 絵里 他 詳細 短編・ホラー 20210613 絵里「あら?もうトイレットペーパー無くなったのね………買ってこなきゃ…はぁ」 絵里 他 詳細 短編・ホラー 20170810 SS「ほのかとえり」 穂乃果・絵里 他 詳細 ほのぼの・コメディ 20210920 絵里「ベストハッピー」 絵里・にこ 他 詳細 ほのぼの 20211021 絵里「システマやってるから痛くないわ」 絵里 他 詳細 短編・コメディ 20221004 絵里 「>>3に嫌われてる気がする」 絵里・μ's 詳細 短編・安価・コメディ 20240127 R-18G スレタイ キャラクター 詳細 備考 日付 絵里「さて、希を解凍しないと…」 詳細 短編・グロ・ヤンデレ 20140702 絵里「催眠の力を手に入れてしまったわ」 絵里・亜里沙 他 詳細 関連作有・安価・R-18・エロ 20140401 絵里「生徒をレイプしすぎて逮捕状が出たわ」 絵里・真姫 他 詳細 R-18・エロ 20170801
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SSその6コメント 順位 SS タイトル 合計点 3点 2点 1点 0点 投稿時刻 キャラクター 作者 4位 SSその6 兆し 32 1 10 9 9 12/09 23 59 調布 浩一 マグロ3号 コメント 2点 血生臭さの無い特異な一作。青春してる……いいなぁ……と違う意味で泣きそうでした。 ラブものとして最強のSSはこれだったと思います。一番きゅんとした話。幸せで、真摯で、暖かい愛の物語。よかった……。シンプルに、ストレートに恋愛を書いたSSは、ひときわ目を引きました。 短くすっきりしてて読み味が良かったです。一人の恋のために皆がわちゃわちゃと協力してる文化祭的なノリがたいへん和みました。ただ、台詞がいくつも連続してる箇所が読みにくくて気になりました。最後の場面のやり取りも、もう少しゆっくり間を取って書いてほしかったかも。 ハナレとグラムがかわいい。牧田ハナレとスナイパーあたるに関してはこのSSが一番好みです。 1点 純粋な青春ものを読んだような、清涼な読後感。姿を消したあたるがハナレの愛を受け入れてくれていることを祈らずにはいられません。 全SS中もっとも穏やかな空気でありました。数奇な運命の下で出会った面々が、それぞれに恋愛とはなんだろうと考えたり話し合ったり。派手さという点では他のSSに劣るかもしれませんが、その独特な雰囲気は確かな存在感を示していました。 他に比べると短めとは言え十分に読みごたえがあり簡潔にまとめられていた分物語の展開が早くテンポよく読めました あくまで一人の恋愛模様に絞って書いてきたのは好印象です。とは言え、絞りが強すぎた面もあり、加点部分もそれなりの数に落ち着いてしまったような感じを受けました。 0点 個人的に一押しのグラムちゃんが冒頭からめちゃくちゃ可愛かった キャラ絞ってるからちゃんと取り扱われてる人達は丁寧に描写され (GK注:コメントが切れているように見えるのは元文章からですのでご了承ください)
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かおすの140文字SS【37】 1.はぐっと小咄 息ぴったり/かおす 「チャルメラ…インスタントラーメンですね」 「はいー? またその話題ですかー?」 「えみるは吹いたことがありますか?」 「すすったことなら」 「どんな音でしょう」 「ず、ずず…とか」 「マジですか? チャルメラとは弦楽器の1つで」 「蛇を踊らすのです!」 ぶはっ 「…あっちで吹いたようです」 2.ハグプリ小咄 ついに来た次のビジュアル/かおす 「ついにビジュアルが公開されたのです!」 「予告を見ただけでお腹が空きました」 「ねー、あの怪盗って素顔はメガネっ子かなー」 「さあや、先取りはNGなのです」 「小さいのがいっぱいいるねー」 「みとめーるっていいそうだねー」 「ほお、新しいヒープリかね?」 「おっさん、ぷりきゅあや!」 3.はぐっと小咄 無邪気は無敵なのです!/かおす 「今度はデパプリかね?…従来ならデリプリじゃないのかね?」 「おっさん、そらやばいやろ」 「そうかね?」 「誰もつっこめないねー」 「イメージが壊れるのです」 「デリバリープリキュアになるから?」 「さあや!」 「何か問題でも?」 「ルールー!」 「5分で配達」 「ダイガン、そこまでにしときな」 4.はぐっと小咄 脳がパニック/かおす 「ルールー、甘味料というのは脳がパニックするそうです」 「どういうことでしょう?」 「口は甘いのに糖がない~!と」 「...この野菜炒めは脳がパニックします」 「はい~?」 「お肉の味がするのに肉がありません」 「お肉を炒めた油を使ったので…」 「…そうですか」 5.はぐっと小咄 休業と失業の間/かおす 「るーるーちゃーん♡」 「仕事してください」 「トラウムはなんのお仕事ですの」 「…企業秘密だ」 「ここは仕事をしないで、オシマイダーを品切れにして下さい」 「プリキュアのお仕事なくなってまうでー」 「仕事をしない のと 仕事がなくなる…ちょっとの違いなのです」 「おーきな違いや」 6.フレプリ小咄 誰が誰だか/かおす 「ねーねー、誰が話してるかわかるよーにしよー!」 「ラブ、のっけからわかんない」(ミ 「あーミキたんずるーい」 「1人わかるとずいぶん違うよね」 「ぶっきー…なるほど」 「さー、今のは誰だ?」(ラ 「俺だ」 「西?南?」 「そーきたか」 「アタシよ」 「ミキ、あたしの声でやめてよ」 7.はぐっと小咄 のびた感じ/かおす 「出前一丁…インスタントらー...」 「札幌一番ではなく?」 「表記が違います。サッポロ一番です」 「それでも違和感があるのはなぜでしょう?」 「出前一丁…今日はこちらを」 「二人で出前二丁なのです!」 「.....なぜでしょう。この、のびた感じは」 「に、二人前でも出前一丁なのです!」 8.すたプリ小咄 挑戦/かおす 『#プリキュアで140文字SS」 「これネタになんないルン?」 「長くしてみたらどーでぷるんす?」 「#ローラアポロドーロスヒュギーヌスラメール秋の新作ぽんぽこぴーなんでローラぶっこむるんプリキュア140文字ssスペシャルフワーーーーーーー!!!」 「カラスがとぶにゃ」 9.はぐっと小咄 けろっとしてるのです/かおす 「今日はサッポロ…」 「ビールですか?」 「下戸です」 「未成年なのです!...カエルですか?」 「わかりますか」 「ゲコといったらそれしかありません!」 「そうですよね。ラーメンはどこへいったのでしょう?」 「北海道へ..」 「…確かに札幌は…」 「ぴょーんと..」 「そっちへ行きましたか」 10.はぐっと小咄 平和なラーメン/かおす 「チキンラーメン」 「しってます! こわがりさんのラーメンなのです!」 「そのチキンだったのですか」 「信じましたー?」 「では怖いもの知らずのラーメンはなんですか?」 「うーん…ちょー激辛とか…」 「呼びました~?♡」 「さあやが釣れました」
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四人戦SSその3 ――――合コン。 ――――それは、見知らぬ男女同士による、親睦を深め合う集い。 ◆◆◆◆ シュッ、チッ ボゥ……ジジ……―――― 眩いネオンに彩られた暗闇を眼下に、1点の熱を帯びた光が灯る。 夜のオフィス街。連なる摩天楼群。 高層ビルはひしめき立ち、人工的な明かりを以って自己主張している。 まるでその高さを、派手さを競いあっているかのようだ。 ネオンが放つ作り物の光とは対照的に。 マッチが灯す暖かみのある光。 灯りはゆっくりと煙草に近づいていき、その熱を分けてやる。 「スゥーッ____」 燻られた煙草の煙が、ゆっくりと肺に届けられる。 気管を巡った空気は鼻腔を抜け。 「フゥーッ____」 紫煙と共に、勢い良く体外へ放出される。 「戦いの前の一服は、最高だなぁ」 噴流煙は言葉を漏らすと、続けざまに煙を含んだ。 闇夜。無人の高層ビル群。その一角の屋上。 ここが、噴流煙の”夢の戦い”出現位置。 屋上には噴流煙以外の姿は無く。 周りには高低連なる無数のビルの群れ。 見下ろせば、眼下から照らし出されるネオンの光が沸き立ち。 見上げれば、より高いビルの群れが悠然と聳え立っている。 噴流煙が再び紫煙をくゆらせると、煙は瞬く間に霧散した。 ビル風だろう。うねりを上げた風がビルにその身をぶつけ、乱舞している。 シュッ、チッ ボゥ……ジジ……―――― 2本目の煙草に火を点け、噴流煙は思い返す。 先日見た“無色の夢”。 その最中、まるで煙が脳まで回ってきたかのように、頭の中に入り込んできた情報を。 「戦闘空間」、「対戦相手の名前・能力」、「戦闘のルール」、「戦闘空間での負傷」、「勝者と敗者への賞罰」。 自分同様、これらの情報は他の対戦相手にも知れ渡っている。 そう推理するのは当然の帰結であった。 「賞罰……ねぇ」 口内で反芻した煙ごと、吐き出される言葉。 噴流煙は、褒賞など望んでいない。 専ら現実の暮らし、学園での生活こそが彼の望むものだ。 何だったら、特別な夢を見たいヤツがいるのならば手を貸すのも良いとすら考えている。 ただ――――。 「――――煙草の無い世界に閉じ込められるのだけは堪らんらぁあ」 現実世界から持ち込んだ煙草の本数は500本。 早くも3本目の煙草に火を点ける。 そのまま力無く屋上の手すりに身を預けたのは。 その体勢が最も楽に街下を眺められたからだ。 街下からこちらを覗き込む、ボヤっとにじんだネオンの光。 まるで火の点いた煙草のようだ、と、噴流煙は苦笑した。 口に咥えた煙草の煙がゆらゆらと昇っていく。 バカと煙は何とやら。 煙に導かれるように、噴流煙は歩き始めた。 頂上を。一番高い場所を目指して。 ◆◆◆◆ ピリッ、ペリペリッ ベリベリリリリリ………… ビル風が巻き起こす喧騒を引き裂くかのように、 顔パックの剥がされる音が暗闇に響く。 夢の戦いは、転送時に身に着けていたものが持ち込まれるルール。 であれば。 白鳥沢ガバ子が日課としている、就寝前の顔パックが持ち込まれるのは至極当然の道理。 お肌のケアに何よりも大事なことは、継続すること。 目に見えない日々の努力こそが、白鳥沢ガバ子の真骨頂であった。 バリッ、ボリボリッ ムシャッ……ボリッ……―――― キメ細やかな肌。 その形成に必要な要素とは即ち。 そう、保湿と潤いである。 顔パックは肌の生成・維持に十分な湿度を保つ。 ならば、潤いは何を以って与えるか。 即ち、輪切りにしたきゅうり。 輪切りにしたきゅうりを、顔パックの上から貼り付ける。 90%以上もの水分で構成されるきゅうりの瑞々しさ。 それこそが、肌に潤いを与えるのに最も適している事を、白鳥沢ガバ子は理解している。 「ふむ。戦闘領域のう……」 立入禁止。 目前に立てかけられた看板を尻目に、白鳥沢ガバ子は思案する。 看板から伸びた有刺鉄線は、ゆるいうねりを生じながら、どこまでも伸びており、戦闘領域の外周を覆っていた。 まるで、外部からの侵入を拒むかのように。 まるで、内部からの逃走を阻むかのように。 「……なるほどのう」 ぷるん、と頬は弾み。零れるは笑み。 しっとりとキメの細やかな餅肌は、さながら赤ん坊の如し。 吹き荒れるビル風に頬を撫でられるも、その弾力で押し返す。 米の研ぎ汁。 栄養素の溶け込んだ水を塗布する事により、赤ちゃんの肌は完成する。 「グハハハハ! どれ、そろそろ向かうか。戦場にのう」 乙女の戦場とは是即ち、恋の始まる場所である。 恋の始まる場所とは。 決まっている。最もムードのある場所。 夜景を一望出来る、最も標高の高いビル。 そこでこそ、ロマンティックは始まる。 眩く照らされる、凛と輝くネオンの光。 まるで星屑の海のようだ、と、白鳥沢ガバ子は歓喜した。 「ククっ。ワシ、なんだか……」 「ドキドキしてきたわ」 恋する乙女の戦いが始まる。 ◆◆◆◆ ヤマノコが先ず確認したかったことは。 この空間における人間の存在。 対戦相手以外に果たして人間は存在するのか、という点である。 戦闘領域は「巨大な高層ビルが立ち並ぶ、無人のオフィス街」。 対戦相手以外の人間が存在しないことは、半ば無理やり理解させられた。 だが。それでも、ヤマノコは己が目で確かめたかった。 「……やっぱり、だれもいないね」 たくさんの灯りの下には、皆それぞれの生活があって。 灯り一つ一つに、誰かの願いがある。 おぼろ気だが芯のある光は、まるで、叶えたい願いごとのように思えた。 だから、確かめてみたかった。 自分には叶えたい願いなんてないから。 他の人が願うものを見てみたかったから。 そんな思いも露虚しく。 ヤマノコの行為は既に知りえた情報を確証づけるに過ぎなかった。 「……えっ?」 ヤマノコの小さな手と、ヘヴィ・アイアンの筋張った手。 繋いでいた手を、僅かながらも強く握られ、ヤマノコは思わず声を上げた。 「ヨー・プリティ・リル・ガール」 相も変わらぬ陽気な笑顔で微笑みかけるヘヴィ・アイアン。 ヤマノコの掌が、ヤマノコの心が、暖かいもので包まれる。 「安心しな」「大丈夫だ」 握られた手から伝わってくる言葉。 あの丘で聞いた、軽やかな音色。 あの丘で聞いた、大切なおまじない。 その言葉はヤマノコを強くした。 「……いこう?」 強く握り返し、視線を宙に投げる。 視線が射抜くは、闇を飲み込み、悠然と立ち尽くす鉄と光の世界。 それは、この領域で最も標高の高いビル。 少女と大男。 守られる者と守る者。 ネオンによって映し出された二つの影は、今再び闇夜に溶けていく。 ◆◆◆◆ 私、菱川結希は、ビルの屋上から街下を見下ろしていた。 眼下には無数のネオンが照らし出され。 上空には今にも落ちてきそうな夜空だけがあった。 恐らく、ここがこの戦闘領域で最も高いビルなのであろう。 そこが私の出現位置だったのは幸か不幸か、未だ知る由も無い。 高さにして700、いや、800mはあるだろうか。 少なくとも、文乃と一緒に昇ったスカイツリーよりも高いであろうことは容易に想像できた。 「はぁ~っ……」 思わず漏れ出た溜息を抑えようともせず、私はそこから動けずにいた。 キャンドルライトのように淡く広がったネオンの光は、いつか消える時が来るのだろうか。 くっきりと彩られた光もいつかその輝きを失くし、闇に飲み込まれる。 まるで、私の記憶のようだと悲哀する。 ――――アムネジアエンジン。 記憶と引き換えに瞬間的に身体能力を強化する、私の能力。 ギアを上げるほど、身体能力は向上する。 単純だが弱い能力では無いと考えていた。 だというのに。 「はぁ~っ……」 再び深い溜息が漏れる。 だというのに、私と同系統の身体強化能力者が、他にもあと2人いる。 これでは、必然的にシンプルな真っ向勝負になる、 言い換えれば、削り合いによる長期戦となることは想像に容易い。 その考察が、私の能力制約が、この戦いのルールが。 憂鬱という名で私に重く圧し掛かってきていた。 長期戦になるということは、それだけ能力の使用回数が増えるということだ。 能力の使用回数が増えれば、その分だけ私の記憶はくべられる。 そして、この戦闘のルールでは”肉体の負傷”は全て回復されるが、 消えた記憶は肉体の損傷に含まれるのか、という疑問がある。 私の考えでは、答えはNoだ。 記憶の損傷は、肉体に何らダメージを帯びていないのだから。 私の導いた三段論法が、否が応にも溜息を漏らさせる。 この場に文乃が居れば、「よく気づきましたねー。結希ちゃんは聡明ですねー」だなんて褒めてくれるだろうか。 有り得もしない自分の妄想に辟易する。 「はぁ~っ……えっ……?」 三度目の溜息が漏れると同時、言いようも無い圧力を感じた。 ここは、私達以外は無人の空間。 つまり。 「……敵!」 ガチリ、とスイッチを切り替える。 空気が淀む。 段々と近づいてくる圧力は、体の内側から内臓を弄られているかのようだ。 戦いの始まりを予感した私の胸は、私の意思とは無関係に脈動する。 ガチャッ ここ、屋上へと続く扉が勢い良く開かれる。 そこから飛び出してきた男は、私が予想だにしない言葉を発した。 「た……たすけてくれらぁーーーー!」 「……えっ?」 何かから必死に逃げ惑う男。 恐らく噴流煙であろう、の様子から、私の警鐘は全力で鳴り響いた。 違う! 圧力の正体はこの男ではない! 噴流煙も私と同じ……圧力にあてられ逃げてきたのだ! 「~~~~っ!?」 背骨に氷柱を刺し込まれたかと誤認するような悪寒を感じ、振り向かされた。 そこには。 動物の毛皮に身を包み、丸太のような太ももが印象的な2m近い巨漢の女の子が聳え立っていた。 「グハハハハ!屋上まで誘い出すだなんて……オヌシ、見かけによらずロマンチストじゃあ!のう?」 間違いない。 この女性こそ、白鳥沢ガバ子。 人呼んで――――。 ――――人類の到達点。 ◆◆◆◆ その重量感。 その威圧感。 戦車に砲塔を突きつけられた時も、きっとこのように感じるのだろう。 私は、額から染み出す汗を拭うことすら忘れていた。 のそり、のそり。 獲物を狙う肉食獣のように、ゆっくりと距離を詰めてくる白鳥沢ガバ子の姿を、ただ見ているだけしか出来なかった。 「ん?……ヌシ。菱川結希じゃな?」 「えっ……?あっ、はい」 思わず素っ頓狂な返事を返してしまうと。 白鳥沢ガバ子は、まるで山賊の酒宴を想起させるかのような、大きな笑い声をあげた。 「グッハッハッハ!そうか!ワシはとことん”ユキ”という名に縁がある。のう?」 白鳥沢ガバ子から感じる圧力は相も変わらずだが。 悪い人では無いのかもしれない。 そんな考えが頭をよぎった。 「そっちに居るのが噴流煙じゃな?残るは1人……いや、1組か。ガハハハハ」 どっこいしょ。空耳が聞こえた気がした。 そのまま、白鳥沢ガバ子はその場に腰を下ろす。 どうやら。 どうやら、即座に戦闘を開始するつもりでは無いらしいが。 この人は、本当に戦う気があるのだろうか。 そんな考えすら浮かんでくる。 釣られて私も腰を下ろそうとした、その瞬間。 白鳥沢ガバ子に押し倒された。 「危ないところじゃった。のう?」 先ほど私が居た位置には、黒ずんだヘドロ状の物体が蠢いている。 私は直感した。 これは。 「チッ!」 苦虫を噛み潰した顔で私達を見据えている、噴流煙の魔人能力だ。 キセルから煙を吸い上げ、再び宙を舞うヘドロ。 山賊染みたステップで回避しながら、白鳥沢ガバ子は私に告げてきた。 「むぅん。ならばここはワシが相手をしちゃろう」 「手出し無用じゃ。男女問題は常に1対1じゃあ!」 その申し出は正直、有り難かった。 噴流煙からしても、身体強化系能力者2人を一度に相手取るのは得策では無いだろう。 夢の戦い。 初戦。 噴流煙VS白鳥沢ガバ子。 ◆◆◆◆ 風が強く吹いていた。 うねりながら、地面からせり上がって来るビル風。 風は、気ままにその形を変える。 そして。 噴流煙の吐き出すヘドロもまた、風に煽られ躍動する。 予測不可能。変幻自在。 不規則に乱舞するヘドロが白鳥沢ガバ子を襲う。 「ぬうぅぅんっ!!」 雄叫びと同時に踏み抜かれるタイル。 畳返し、否、タイル返しとでも言うべきか。 直立に跳ね上げられたタイルは、その身を以って白鳥沢ガバ子を守る。 見れば、白鳥沢ガバ子の身体は、先ほどよりも一回り大きくなっているようだ。 息も荒々しく、太ももは牛の2,3頭をまとめて蹴り殺せるとすら思わせられる。 白鳥沢ガバ子の能力。コンカツ。 その特性は、ドキドキを力に変える。 噴流煙にとっての不運は、この場所で戦闘を行ってしまったことであろう。 「吊り橋効果」 恐怖心を恋のドキドキと錯覚させるそれは、この地上700、800mの高所では、否応なく効果を発揮する。 「グハハハハ!」 タイルを踏み抜きながら接敵する白鳥沢ガバ子の拳が、噴流煙を捉える。 噴流煙は、己の武器であるキセルごと腕をへし折られ、柵まで吹き飛ばされた。 噴流煙にとっての不運が、この場所で戦いを挑んでしまったことであるならば。 白鳥沢ガバ子の不運は、噴流煙のキセルを折ってしまったこと。 煙草の吸えなくなった噴流煙は、思いもよらぬ行動を取る。 禁 断 症 状 ゆっくりと近づいていく白鳥沢ガバ子。 噴流煙は、朦朧とした目で体勢を入れ替え、ガバ子を追い込むように柵に手をつく。 私は、この体勢を知っている。 壁ドン。 かつて文乃に冗談半分にやられたそれを思い返すと、 不思議と頬に熱が篭るのを感じた。 壁ドンの威力を、私は身を以って知っている。 これは、本能に訴えかける技だ。 女性であれば例外無く、この技から逃れる術は持たない。 かつて私がやられたそれは、女性同士によるものだ。 にもかかわらず、身体は熱を帯び、思考回路は停止した。 胸がドキドキするとは、あのような状態を言うのだろう。 もしも――――。 ――――もしもこれが、年頃の男女同士であれば。 ――――もしもこれを受けるのが、恋する乙女であれば。 その威力、筆舌に尽くし難い。 多分に漏れず、白鳥沢ガバ子はその動きを停止した。 先ほどまでの、全てを飲み込む濁流は。 油の切れたぜんまいロボのように、鈍音を漏らしながら動きを止めた。 思考回路はショート寸前であろうことは、傍から見ている私の目からも明らかであった。 そして。 あろうことか、噴流煙は。 そのまま――――。 ――――白鳥沢ガバ子の唇を奪った。 「ガバァッ!?」 それが噴流煙の攻撃だと気づいたのは。 白鳥沢ガバ子の口から漏れ出る黒ずくんだヘドロ状の物体が見えたからだ。 これが、噴流煙の奥の手。隠し持った刃。 口内を通じた直接投与。ゼロ距離からの射出。 だらり、と下げられた白鳥沢ガバ子の腕が、不規則に脈動している。 噴流煙は、なおもその唇を離さず、死にも等しい接吻を与え続ける。 白鳥沢ガバ子と言えど、ここから逃れられる技など皆無であろう。 …………技、という言葉を用いたのには理由がある。 もはや、あれは―――― ――――技ではない。 白鳥沢ガバ子の肉体が、赤く、どす黒く変色していく。 白鳥沢ガバ子の能力。コンカツ。 その特性は、ドキドキを力に変える。 そして、その効果は、幾重にも累積される! 吊り橋効果によるドキドキ。 唇を奪われたことによるドキドキ。 毒素による発熱、そして動悸。 積み重ねられたドキドキは、ガバ子の身体を何倍にも膨れ上がらせた。 そして。 「ぬううんっっっっ!!」 噴流煙を抱きしめ、そのまま脊椎を破壊する。 毒素ではなく血を吐いた噴流煙もろとも。 そのまま、2人は街下へと落ちていった。 「ガっ、ガバ子さん!」 私の伸ばした手は、白鳥沢ガバ子の手をするりと抜け。 落ちていく2人を、ただ見つめていることしか出来なかった。 そして。 ビルの壁を駆け上がってくる、もう1組の2人を眺めることしか出来なかった。 ◆◆◆◆ ビルの外壁を駆け上ってきた2人。 ヤマノコと、ヘヴィ・アイアン。 挨拶代わりとでも言わんばかりの蹴撃に、私の身体は容易く吹き飛ばされた。 まるで、2トン トラックに跳ねられたかのような衝撃。 鋭く走った鈍痛が、ゆっくりと悲鳴を上げ始める。 口の中一杯に広がる鉄錆の味を無理やり噛み締めさせられ、這いつくばることしか出来なかった。 「ヨー・プリティ・ガール。ダンスはここからだぜ?」 狙撃銃の如き威力と精密性は、的確に私の急所を打ち据える。 アムネジア・エンジンはすでに使っている。 否、使わされている。 消え行く記憶の中で、先ほど私が感じていた懸念が。 記憶の消去は回復しないのではないかという懸念が消え去ったのは、幸か、それとも不幸か。 アムネジアエンジンのギアを2速、3速と上げていくが、 それでもヘヴィ・アイアンの猛攻を御するには至らない。 「ぐっ……ゲ、フッ……」 猛攻という雨が止んだのは、私の腹部からヘヴィ・アイアンの拳が引き抜かれたからだ。 足が震え、膝を折る。 視界もぼやけ、ヘヴィ・アイアンの声だけがやけにはっきりと聞こえ始めた。 「ヨー・プリティ・リル・ガール。言っただろ?”安心しな””大丈夫だ”ってな」 隅で座っているヤマノコにかけるその言葉は、慈愛に満ちていた。 跪(ひざまず)いたまま、私はその光景を見ていた。 痛い。何でこんなことしてるんだっけ。 痛い。何で戦わなくちゃいけないんだっけ。 痛い。何で。 何で、帰らなくちゃいけないんだっけ。 ____私は、今でも思い出す。 ____1年前 ____全てが終わり、始まった ____あの瞬間を。 そうだ。 そうだったんだ。 あの時も、私は同じように跪いていたんだ。 そんな時。 文乃が差し伸べてくれた手が。 文乃が差し伸べてくれた景色が。 文乃が差し伸べてくれたその日から、白黒(モノクロ)の世界が色づき始めたんだ。 身体は立ち上がれる。 立ち上がる方法は知っている。 でも。 立ち上がれる私にしてくれたのは、文乃だ。 「文……乃……」 だから、私は立ち上がる。 立ち上がれる。 「ありがとう……」 何で帰りたいかだって?決まっている。 私にとって大事なものは、文乃との約束以外ない。 私にとって守りたいものは、文乃との約束以外ない。 私にとってのイチバンは―――― ――――文乃以外に、いるはずもない! 記憶の”重要度”が書き換わる。 アムネジアエンジンは、大事な記憶から順に消えていく。 ならば、私にとって大事な記憶とは、文乃との思い出に他ならない。 差し伸べてくれたその手があったから、私は強くなれた。 差し伸べてくれたその思い出が!私に力をくれた! 「アムネジアエンジン――――」 かつて私に力をくれた言葉を。記憶を。思い出を。 「――――オーバードライブ」 今再び、力に変えて! ◆◆◆◆ パンッ。 乾いた音が、私の後を追いてくる。 それが、空気の壁を破る音、音速を超えた際に生じる衝撃波(ソニックブーム)だとは気づくことが出来なかった。 だって。 私には、その乾いた音は、シャボン玉の割れる音に聞こえたから。 キラキラと煌くシャボン玉が。 キラキラと煌いた思い出が、まるでシャボン玉のように弾けたと思えたから。 「速く……! もっと、疾く……!」 ヘヴィ・アイアンが狙撃銃であるならば、私は散弾と形容するのが相応しい。 狙いなどなく。 ただ、ただひたすらに、一撃でも多く撃つ。 「ハッハーッ!楽しくなってきたぜプリティ・ガール!」 血飛沫が舞い、打撲音が木霊する。 文字通りの血の雨が、最も空に近い場所で降っている。 「ああああああっ!!」 足刀でヘヴィ・アイアンを弾き飛ばし、距離をとる。 僅かばかり、ヘヴィ・アイアンが笑った気がした。 ……恐らく、ヘヴィ・アイアンも気づいている。 否、戦っている私達しか気づけないだろう。 この勝負、不利なのは私の方だ。 ヘヴィ・アイアンと私の能力。 出力は恐らく互角。 ならば、明暗を分けるのは。 素体の強さに委ねられる。 過去、数々の伝説を作った偉大なる人物と、一介の女子大生。 どちらの肉体が優れているかなど、火を見るよりも明らかであろう。 だから。 「…………一撃に賭けるってかい?」 その通りだ。 このままじり貧であるならば、一撃に全てを賭ける。 文乃。 どうか私に。 ――――力を! ◆◆◆◆ ヘヴィ・アイアンは思い出していた。 愚直に向かっていった男のことを。 既に負けると分かって駆ける一人の男の思いを。 死ぬと分かって前へ進むと決めた男に対して、同じ志を持った男の思いを。 愚直に向かってくる菱川結希に、あの時の自分を重ねてしまった。 だから。 その迷いがヘヴィ・アイアンを鈍らせた―――― ――――刹那にも満たない戸惑いによって。 ◆◆◆◆ 「安心しな」「大丈夫だ」 その言葉は、ヤマノコを強くさせた。 そして。 「安心しな」「大丈夫だ」 その言葉は、ヤマノコを弱くさせた。 ヤマノコは気づけなかった。 否、戦っている2人しか気づけないだろう。 どちらが優勢かなど。 だから。 傷つき血を流すヘヴィ・アイアンの姿を見て、仕方無いだなどと思えなかった。 おきることがおきているだけ だなんて、思えるわけが無かった。 だから。 ヤマノコは願ってしまった。 「ヘヴィ・アイアンを…………まもって!」 ◆◆◆◆ 私の拳は、あっけなくヘヴィ・アイアンの眉間を打ち抜いた。 紙飛行機のように吹き飛ぶヘヴィ・アイアン。 だが。 その身体には、傷一つ無く。 その身体からは、先ほどまでの闘気が嘘のように消え去っていた。 「「えっ?」」 ヤマノコと私の声が反響する。 同時に、私は気づいた。 ヤマノコは、願いを使ったのだ。 内容は恐らく、ヘヴィ・アイアンを守るというもの。 でなければ、私の渾身の一撃で無傷だなどと考えられない。 しかし、その願いこそが勝敗を決定づけた。 ヘヴィ・アイアンの能力は、”守るもの”のために強くなるというもの。 ヤマノコが願ったその瞬間。 2人の関係は逆転したのだ。 ”守られる者”であるヤマノコが、”守る者”であるヘヴィ・アイアンを守った。 ヤマノコは、”守られる者”では無くなってしまったのだ。 「あ……あ……」 ヤマノコも気づいたのであろう。 最善と思われる願いが、ヘヴィ・アイアンにとって最悪の結果を招いてしまったことに。 ヘヴィ・アイアンも察したのか。 何も言葉を発しない。 ヤマノコは、今にも泣きそうな顔をしている。 「後は……」 後は、ヤマノコを倒せば私の勝利でこの戦いは終わる。 しかし。 しかし、私にヤマノコを攻撃することなど出来るだろうか。 失敗し、絶望し、泣きそうになっているヤマノコに。 私は、かつての自分を重ねてしまった。 そんなヤマノコを攻撃して手にした勝利で……文乃に胸を張って会うことが出来るだろうか。 「……良いんじゃよ。ヌシはそのままのヌシで良い」 私を現実に引き戻してくれたのは、 「ガバ子……さん!?」 恋する乙女の一言であった。 ◆◆◆◆ 噴流煙を背負ったまま、白鳥沢ガバ子は外壁をよじ登って来た。 「グハハハハ! 地面に落下する直前、そりゃもうドキドキしたわい!」 そう、極限までドキドキした乙女の胸は、落下の衝撃すらにも打ち勝ってみせたのだ。 「ガバ子さん……そのままで良いって……」 先ほど投げかけられた言葉を問いただす。 「そのままの意味じゃよ。ヌシは優しいヌシのままで良い」 でも……それじゃ、いつまでも勝負が…… 「のう。ヌシ、この夢の戦いについて、不思議に思わんか?」 言葉に詰まる私にかまわず、ガバ子は続ける。 「身体強化能力者が3人。そして、紛れを起こせる即死級の能力者が1人。どう考えても出来すぎたマッチングじゃあ」 「まるで……面白い戦いになるように仕掛けられたマッチング。そうは思わんか?」 「そう考えると……今度はおかしな事に気づくのう。面白い戦いになるよう仕掛けたマッチングなのに、場外負けがあるとはどういうことじゃ?面白い戦いなら、最後の1人になるまで闘わせるべきじゃろう」 「なんでじゃあ!?なんでじゃあ!?知りたい知りたーい!のう!?」 「……だから、ワシはこう考えた」 「戦闘可能領域。それは、場外負けのルールのためにあるわけではない」 「そこから先に進んで欲しくない。その領域までしか、この空間を作成出来んかったとな」 「……っ!」 「この空間を作ったのが誰かはわからんが」 「こんな巨大な空間、無尽蔵で作りきれるわけないからのう」 「この摩天楼群は、1km四方までしか作れなかったと考えちょる」 確かに、確かにガバ子の推理は一理ある。 マッチングの不自然さについては、私も思いついてはいた。 「のう。ヌシ。オムライスは好きか?」 「えっ?」 「オムライスは好きか?と聞いておる」 ふるふる、と首を横に振る。 文乃はオムライスを好物としているが、私は卵アレルギーなのだ。 「ククク。やはりヌシとは気が合いそうじゃ」 「ひよこになる前に食べられる卵が可愛そうじゃ。だから、ワシがひよこだったら」 「食べられる前に、殻をぶち破りたいと思うちょる」 「……この空間も壊せる。そういう事ですか?」 「察しが良いのお、ヌシ。GP(ガバ子・ポイント)1点じゃ」 「この空間を破壊できれば――――」 「――――全員、元の世界に戻れる。のう?」 最初は、この人は本当に戦う気があるのか疑った。 この人は、最初から戦う気なんてなかったんだ。 最初から、全員で脱出することを考えていたんだ。 この人には……敵わないなあ。 「どうじゃ?乗るか?」 ゆっくりと首を縦に振る。 話を聞いていたヤマノコ、ヘヴィ・アイアン、噴流煙も後につづく。 「でも……空間を壊すっていっても……壊す前に場外負けになっちゃうんじゃ……」 ふと沸いた疑問に対しても、ガバ子の回答は準備されていた。 「なら、場外負けにならないようにぶち壊せばええ」 そう言うと、ガバ子は上空を指で示した。 「空中には流石に、立ち入り禁止の看板もなかろう。のう?」 やっぱりこの人には敵わない。 そう思った矢先、ガバ子は屈伸運動を始めた。 このまま、空中へ跳び上がり、空間を破壊するつもりだ。 「それじゃ、一仕事してくるかのう」 白鳥沢ガバ子の能力。コンカツ。 その特性は、ドキドキを力に変える。 そして、その効果は、幾重にも累積される。 吊り橋効果によるドキドキ。 唇を奪われたことによるドキドキ。 毒素による発熱、そして動悸。 そして――――。 「グハハハ! しかし、こんなことをするやつは何者なんじゃろうなあ!」 「まるで神じゃ! 出来ることなら、一度拝んでみたいのう」 「ククっ。ワシ、なんだか……」 「ドキドキしてきたわ」 それは果たして恋心か。 神に対する想いを胸に秘め。 膨れ上がった肉体をバネに、ガバ子が宙を駆け上っていく。 夜空に光が灯り、視界が真っ白になる。 いつの間にか、私の足場は消えていて。 落ちていく、落ちていく、苦しみながら、もがきながら、伸ばした手は空を切る。 終わりを告げる時計の音を聞きながら、私は、奈落の底へと落とされた。 ――もがきながら、苦しみながら、私はどんどん落ちていく。 ――それにしてもおかしい、もう随分と長い間落ちている気がする。 ――ああ、息が苦しい。呼吸ができない。これはまるで……鼻を……つままれているような……? 「ふがっ!」 息苦しさで目を覚ますと、視界いっぱいに誰かの手が見えた。 「起きてください、ねぼすけさん」 「あ……文乃……」 「はい、文乃ですよー。よくわかりましたねー。それじゃあ聡明な結希ちゃんはなんで鼻を引っ張られてるかわかるかな~?」 ちらり、と時計を見やる。 試験の時間には……遅れていない。 ちゃんと帰ってこれた。 しかし、となると、鼻を摘まれている理由はさっぱり分からない。 大方、忘れてしまったのだろう。 今はただ、文乃に会えたことが嬉しくて仕方無い。 だから、私は文乃にこう伝えるんだ。 「文乃……ありがとう……」 ◆◆◆◆ 噴流 煙。 ヤマノコ(&神代の旗手 ヘヴィ・アイアン)。 菱川 結希。 そして、白鳥沢 ガバ子。 彼らの、彼女らの夢の戦いはクリアされた。 だが。 今までの戦いは序章にすぎず。 これから始まる戦いの前哨戦に過ぎなかった。 「グハハハハ! 神はまだこのゲームを続けるつもりか」 「ククっ。ワシ、なんだか……」 「ドキドキしてきたわ」 ――――合コン。 ――――それは、見知らぬ男女同士による、絆を深め合う集い。 ~~ダンゲロスSSドリームマッチ 了~~ ――――ダンゲロスSSドリームマッチSet2へ続く
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<細木綾乃 プロローグSS> 自分が何者かわからない。 わたしには記憶がない。 だから思い出がない。出自がない。歴史がない。 つまり、自分がない。 自分とは過去からつくられる。わたしにはそれがない。 過去がない。未来もない。 自我というものがない。 どうすればいいか、わからない。 わたしはここに、ただ立っている事しかできないのだ――。 ◆ 自分が何者かわからない。 ――なんて、ありふれた悩みだと思うけども。 自分はどういう人間なのか。自分には何ができるのか。 時折、そんな疑問が頭のスミにこびりついて離れなくなる。 滝沢ユリカは下を向いて落ち葉を蹴飛ばしながら、下校の道のりを歩いていた。 少し寄り道して、普段は行かない公園のほうを通ってみたりする。 なんとなく、いつもと違う景色が見たい気分だった。そんな日もある。 いつも通りの道のりを通り過ぎるだけだと、自分の日常は、この陳腐な景色に埋もれて、なかった事になってしまう。そんな気がして。 ――「何者でもない」。 きっとそれが答えだ。自分以外の何万人もが、すでに通った答え。 それが事実。それが正解。 もう高校生なのだ、ユリカにだってそれはわかっている。 認めたくないだけだ。この葛藤すら、何万人もがすでに通っているのだろうけど。 決まった枠からはみ出したくて、制服を着崩して、スカートを折り曲げて、アクセサリーをつけて。それすら「ちょっとガラの悪い女子高生」という枠の範囲内で。 結局その程度が、滝沢ユリカの限界。何万人もの少年少女と同じ場所に自分はいる。ああ、でも。やっぱりそれを受け入れたくなくて、 ――細木 綾乃。 ユリカの思考はそこで中断された。聞いたことのない名前が突然、脳内に現れた。はじかれたように公園のほうを見る。 そこには少女が立っていた。それが「細木綾乃」だと、ユリカにはわかった。なぜか理解できた。 「…………!?」 細木綾乃は虚ろな目をして、ただ立っていた。ふわっ、と風がそよぎ、彼女の長い黒髪と白いワンピースの裾をなびかせる。 ユリカは息を呑んだ。 とても、美しい少女だった。 綾乃が何かに気づいたように顔を上げる。視線がこちらを向く。 目が、合った。 何が面白いのか、にこり、と綾乃はほほ笑んだ。 美しい真顔が一転して可愛らしい笑顔に変わり、ユリカは思わず立ち止まった。 それから三秒ほど、二人は見つめ合い。 「なに? そんなに私に、興味があるの?」 いつまでも目をそらさない綾乃に対し、ユリカは息をひとつつき、言った。 そして街灯の下で立ったまま動かない細木綾乃に引き寄せられるように、公園に近づいて行った。 ◆ 「……はじめまして、だよね? 私は滝沢ユリカ」 「そう。……ねえ、私は?」 自己紹介をしたユリカに、綾乃はおかしな質問をした。 「え?」 「わたしの名前。あなたには、わかるでしょう?」 聞かれたユリカは少々混乱した。だが、彼女の質問に答えることはできる。 知っているからだ。 「……細木、綾乃?」 「そう! 綾乃っていうのね! わたしは綾乃。よろしく、ユリカ」 「……ええー」 なんとも奇妙な自己紹介だった。 だが、どことなくおかしい会話はこのまま進む。 「え? だって、自分の名前だよね?」 「わたしには、わからないから」 「いやいや。何でそんなポンコツな事になんの? だってあんた、二年前には全国模試で一位とって周囲を騒がせたんでしょう!?」 それを口にした瞬間、ユリカは強烈な違和感を感じた。 「……え?」 「あはは。わたし、そんな事してたんだ」 だが、ユリカは今それを「知っていた」。情報がいつのまに、頭の中に現れていた。そして、当の綾乃本人はそれを知らないようだった。 「そう。……わたしは、過去を知らない」 綾乃が語り出す。だがそれを待つまでもなく、ユリカは理解していた。 目の前の少女、細木綾乃。十八歳。高校生。特殊能力を持つ「魔人」。 彼女は……記憶を失っている。自分の過去を知らない。つまり、 「わたしは……『自分が何者かわからない』の」 ユリカは思わず綾乃のほうを見た。綾乃は変わらず笑っていた。 その笑みは弱弱しく、儚げな彼女の雰囲気と合わさって、今にも消えてしまいそうだった。彼女は続けた。 「わたしには、わたしがわからない」 「あなたは鏡。あなたは、わたしを教えてくれる。あなたを見れば、わたしがわかる」 「ねえ、少し、わたしとお話してくれる……?」 消え入りそうな笑みの隙間から除く、深淵のような黒々とした瞳。 それに見つめられ、ユリカはぐっと息を呑んだ。断れる気はしなかった。 「……うん」 気が付けば頷いていた。こうしている間にも、細木綾乃の情報は少しづつ、頭の中に流れ込んできていた。 ◆ それから、ユリカは綾乃と少し、話をした。 意外にも綾乃と話すのは楽しかった。流石、高校生ながら落語家として高座に上がった経験を持つ人間は違うな、と思う。 「そっか。じゃあわたし、楽器の経験はないんだね……」 「うん。今の感じだと、なさそう」 「あーあ。『記憶喪失の人間に楽器を渡したらサラリとこなした』なんて、ちょっとロマンチックじゃない」 「そ、そんな事考えてたんだ……あ、でも」 「ん?」 「歌は上手かったみたい。え、レコード会社からスカウト受けた事もあるって……マジで……?」 ユリカは少し、綾乃がうらやましい、と思った。 知れば知るほど、彼女はトクベツだった。彼女は明らかに「何者か」だった。 たまたま今、記憶喪失で「何者でもなく」なっているだけで、彼女自身はしっかりとその素質を持っているのだ。 「いーなぁ。私も記憶喪失になったら、実はインスタのカリスマだったりしないかなぁ……」 やや不謹慎だとは思いつつ、ついついそんな事を考えてしまう。 ――それが、いけなかったのだろう。 ユリカは思考に気を取られていた。 そのせいで、ブレーキ音に気付くのが一秒遅れた。 「――ユリカ!!」 彼女を現実に引き戻したのは綾乃の声だった。続けて地面が大きく振動し、キキキキキ、という大げさなブレーキ音が耳に入った。風圧を受け、髪がなびく。 そして視界をいっぱいに埋めるような、鉄の塊が現れる。 「――え?」 突然すぎて、リアクションすらまともに取れなかった。 公園の隣の道路を大きくそれて、トラックがこちらへ接近していた。 猛烈な速度で近づく車両を前に、無力なユリカができる事は、ぎゅっと目を閉じるくらいだった。 いよいよ轟音が間近に迫ったその時。腕をぐいっと引かれる感覚があった。 「…………綾乃」 綾乃が、動いた。その瞬間、ユリカは理解した。 彼女が動いたならば、もう大丈夫だ。 人間ひとりを軽々と振り回し、綾乃はユリカをその場から離脱させた。 しかし逆に、トラックの進路には綾乃が残る事になる。 時間的にも、彼女が避けるのは間に合わない……そして。 ――メキィ、と、嫌な音がした。 目を開けたユリカが見たものは。 見るも無残にひしゃげた…… ……トラックのバンパーだった。 「……うそ。止まった……」 自分自身の力にびっくりするように、綾乃は言った。 トラックに向かって突き出された彼女の細腕は、片腕でトラックを悠々と受け止めていた。 「こんな力が、わたしに……」 「いやいや」 そこで、ユリカが口を挟んだ。 あまりの事態に驚きはしたが、綾乃ならば大丈夫だ。彼女にはそれが理解できていた。 「流石だね」 「……わたしの力が、怖くないの……? わたしは、我ながら、ちょっと怖い」 「ああ。まあ、びっくりはしたけど……」 不安げに視線をさまよわせる綾乃に、ユリカは笑ってみせた。 「知ってたからね」 ◆ 警察や野次馬でにぎやかになりつつある公園から、逃げるように離れながら二人は話を続けていた。 「この力を見ても、怯えないなんて……そんな人と会うの、初めて」 「そう?」 「……記憶にある中では、初めて」 「記憶ないんでしょ!?」 ツッコまれるのと同時、「あはは」と綾乃は笑った。つられてユリカも笑った。 記憶がなくても、過去がわからなくても、今、この時の感情だけは本物だった。 「……よかった」 どこか安心したように、綾乃は下を向いて言った。 「何が?」 「わたしは、目の前の人の危機に、ちゃんと動ける人だった。特別な人を、守れる人だった」 彼女は少し嬉しそうにはにかみ、 「わたしには、わたしの性格もわからない。でも……わたしが悪い人じゃなさそうで、よかった」 「……うん。助けてくれて、ありがとう……ていうか」 そこで何かに気づいたように、ユリカは綾乃のほうを向いた。 「特別、な人……?」 「うん」 「記憶にある限り、わたしの唯一の友達」 「…………だから、その記憶がないんじゃん」 「……あはははは」 「……あはははは」 二人は笑い合った。 ――自分が何者かわからない。 同じようで違う、違うようで同じ悩みを持った二人。 ほんの少しだけ、ちょっとだけだけど……答えが貰えた気がした。 「わたしは、あなたの友達」 「うん、私も、あなたの友達だよ」 ◆ ひとしきり笑ってから、夕日を背に二人は握手した。 それは今日の、別れの合図。 ただし、今日だけの。 また会おう、と二人は約束した。 今日の公園に行けば、基本的に綾乃はそこにいるのだという。 「じゃあ、またね」 「うん。また……」 ばいばい、と手を振って綾乃は去っていった。 どこか帰る場所でもあるのだろうか? まあ、きっと彼女ならなんとかするだろう。 「さ。私も帰るか。遅くなっちゃったな――」 そうしてユリカもくるりと踵を返した、その時。 「――!?」 頭の中に流れこんでくる情報があった。 もちろんそれは、細木綾乃の情報。彼女の過去に、関わる話。 『近く、わたしは戦いに巻き込まれるだろう』 『それが何の戦いなのかはわからない。巻き込まれるのかもしれないし、自ら足を踏み入れるのかもしれない』 『ただ、それは――命を懸けた戦いになる』 『生きて帰れるかはわからない。でも、わたしは――』 ズキン、と、頭痛をともなう衝撃がユリカの頭に走った。 なんだろう、この記憶は。綾乃は大丈夫なのか? 慌てて本人に伝えようかとも思ったが、彼女は既に見えなくなっていた。 綾乃の去っていったほうに振り向き、ユリカは胸に手を当てて、言葉を風に流した。 「何の戦いか知らないけど……生きて、帰って来てよ?」 大丈夫。細木綾乃なら、大丈夫なはずだ。 やたら仰々しい実績ばかりを持ち、破天荒な怪力を持つ彼女なら。 きっと届かない言葉は、街の喧騒に紛れて消えていった。 「また会おうね。あなたは……私にとっては、ちゃんと『何者か』だよ」 |参加キャラクター|
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SS一覧その6 君の声 夢デ逢エタラ 夢が覚めたら 出会ってから一ヶ月 お風呂への誘い 重陽の節句 雨宿り マスターのパソコン教室 バイトの後! 夏の名残 甘いひと時 求めるもの (お茶の入れ方付き) 夢の中 操 (若干鬱注意) お泊り - 涙 - お泊り - 笑 - シスターズ 『今』という時間 野球しようよ! 蒼星石の異常な日常 僕の炎(鬱注意) 人形(序盤鬱気味注意) 十五夜・陽 回転寿司 回転寿司アフター 回転寿司ピリオド 薔薇乙女たちが運動会 蒼星石とチューインガム おれおれ詐欺にご用心 おばあちゃん シリアス注意 誰がために 鬱? ソウデレラ DVD お酒注意報 M蒼 L蒼
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薔薇乙女(人形) 薔薇乙女(擬人化)
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【SS祭】独白 執筆開始日時 202// 元スレURL http //imasbbs.com/patio.cgi?read=22353 タグ ^最上父 まとめサイト wiki内他頁検索用 アイマスBBS・SS秋祭り ミリオンライブ モブ視点
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926 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2009/08/11(火) 21 21 53 ID dXb0Aqb50 基地害ありす = 喧嘩 ? 証拠SSだせよ 934 名前:喧嘩[sage] 投稿日:2009/08/11(火) 21 36 27 ID xoP/FTuN0 926氏 ttp //www2.age2.tv/rd2/src/age3401.jpg ほい これでいいのか? ttp //www2.age2.tv/rd2/src/age3401.jpgの喧嘩氏の提示した画像 証拠1 証拠2 167 名前:喧嘩[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 19 11 29 ID VVP9xkLP0 kukuluに画像おくれないわー 170 名前:喧嘩[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 19 44 04 ID VVP9xkLP0 いや基地害ありすから送ろうとしたんだけど駄目だわ 一度kukuluにキャラデータ入れないと駄目っぽいな 697 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2009/08/16(日) 15 05 20 ID 7ZBwc4WX0 218 名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! sage New! 2009/08/16(日) 15 00 55 ID NMPZDDbs0 自由掲示版の純日のありすのIP 喧嘩、基地害ありすと同一wwwww 白蟻叩きと言うよりもただの荒らしに成り下がってるなwww まぁー夏だしな wwwwwwww 698 名前:喧嘩[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 15 07 04 ID +qgbvlbo0 どうみても俺ってわかるだろwwwwwwwwwwww 激写 これが 喧嘩たんの現実世界姿だ! 喧嘩さんは、ただの荒しキャラでは無い、分別を持った礼儀正しい荒らしキャラである 謝るべきところではきっちり謝る 言葉遣いも丁寧な荒らしキャラである 喧嘩本人が殿堂に降臨自己改変証拠隠滅を謀る為退避保存用 キャラ名 ギルド コメント すばらしい活動の軌跡 喧嘩 喧嘩組 別キャラ:基地害ありす、純日のありす、しきみの弟(CROWS)ゆっちらの夫、Pv厨、晒し住民。関係を持つとほぼ確実に晒されます。公式で注意喚起を促す晒し民注意喚起例知識王 自由掲示板 自由掲示板2 詳細SS 喧嘩の資金源=RMT